総務省、「デジタル日本創生プロジェクト(ICT鳩山プラン)‐骨子‐」を発表

総務省が2009年3月17日、当面3年間に集中的に実施すべきICT重点施策をまとめた「デジタル日本創生プロジェクト(ICT鳩山プラン)‐骨子‐」を発表しました。今後3年間で数兆円規模の市場創出、30~40万人の雇用創出を実現することが目指されており、具体的施策として、(1)“産業”の底力の発揮:デジタル新産業の創出、(2)“政府”の底力の発揮:霞が関クラウドの構築等、(3)“地域”の底力の発揮:ユビキタスタウン構想の推進、など9つが挙げられています。

これらの中には、次世代クラウド・ネットワーキング技術、革新的電子政府の構築、ナショナル・デジタル・アーカイブの構築、(学校や図書館を含む)公共機関間をブロードバンド網で接続するなどの基盤整備、生徒及び教員の情報リテラシーの向上支援、電子自治体の構築、教育(講義・教材)・企業・行政等に関するコンテンツを通信・放送で効率的に共有し得る技術基盤の整備、教育・教養分野におけるデジタルコンテンツ活用の促進、高度ICT人材等の育成など、図書館、図書館情報学に関する論点もいくつか挙がっています。

総務省|「デジタル日本創生プロジェクト(ICT鳩山プラン)‐骨子‐」について
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/090317_2.html