Amazon.com社の電子書籍リーダー“Kindle2”に新たに搭載されたテキストデータの音声読み上げ機能に関して、米国の著作者団体“Authors Guild”が批判の声明を出していた件につき、2009年2月27日付けでAmazon.com社が、「出版社や著作者などの権利者が、タイトルごとに読み上げ機能を可能とするか否か決定できるようなシステム」に変更したと発表しました。その上で、Amazon.com社は、「多くの権利者が、読み上げ機能を可能とすることを、(電子書籍化で得られる)経済的利益の範囲内であると見なしてくれることを信じている」と述べています。
Statement from Amazon.com Regarding Kindle 2’s Experimental Text-to-Speech Feature
http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=176060&p=irol-newsArticle&ID=1261092
電子書籍端末「Kindle 2」の音声読上げ騒動、Amazon側が譲歩し、システム修正を約束 – hon.jp DayWatch
http://hon.jp/news/1.0/0/1162/
参考:
“Kindle2”対オーディオブック?-読み上げ機能に米国の著作者団体がクレーム
http://current.ndl.go.jp/search/node/kindle2
Amazon.comの電子書籍リーダー“Kindle2”、2月24日にリリース-読み上げ機能が追加
http://current.ndl.go.jp/node/11793