米国の政府情報の公開を求めている3団体、サンライト財団、OpenTheGovernment.org、デモクラシー・テクノロジーセンターが共同で、政府情報(立法・行政・司法)の中で「機密指定されておらず、人々がオンラインでたやすく入手できるようにすべき情報なのに、そうなっていない種類の文書類」を対象とした「人気」投票をウェブサイト“Show Us the Data”で行っています。このキャンペーンは、人々の関心を喚起し参加を促すとともに、政府に対しても公開を促すことが目的で、3月9日まで行われます。
なお2009年2月16日現在、米国議会図書館(LC)議会調査局(CRS)が作成する国政課題に関するレポート“CRS Reports”が、群を抜いて票を集めています。CRSレポートについてはこれまでも、公開を求める動きがたびたび起こっています。
Show Us the Data
http://www.showusthedata.org/
Open CRS Network – CRS Reports for the People
http://opencrs.com/
(世に出回ったCRSレポートをオンラインで公開する取り組み)
参考:
E361 – CRSレポートを直接国民に−Open CRSの開設
http://current.ndl.go.jp/e361
CA1301 – 米国第106議会第1会期の状況 / 廣瀬淳子
http://current.ndl.go.jp/ca1301