電子図書館連合(DLF)の小委員会、電子資源管理イニシアチブ(ERMI)の活動フェーズ2(2005~2008)の最終報告書が、2008年12月30日付けで発表されています。
このフェーズ2の焦点は「電子資源のライセンスの表現および利用に関するデータの標準化、イシュー」にあり、4つのゴール(データ標準、ライセンス語彙のマッピングにおける専門的トレーニング、電子リソースの利用統計、他のイニシアチブ(NISO等)との協同)が設定されていました。今回の最終報告書では、その各々についての成果へのリンクと、今後どのような機関がそのタスクを引き継いで行うのか(例:電子リソースの利用統計→SUSHIワーキンググループが簡潔に示されています。
DLF Electronic Resources Management Initiative, Phase II: Final Report
December 30th, 2008
http://www.diglib.org/standards/ERMI2_Final_Report_20081230.pdf
DLF Electronic Resource Management Initiative, Phase II
http://www.diglib.org/standards/dlf-erm05.htm
(フェーズ2公式サイト)
DLF Electronic Resource Management Initiative
http://www.diglib.org/standards/dlf-erm02.htm
(フェーズ1公式サイト)
参考:
『電子情報資源管理 DLF/ERMイニシアティブ報告書』の日本語訳
http://current.ndl.go.jp/node/7639
E747 – ERMSと図書館システムの相互運用性に関するレポート
http://current.ndl.go.jp/e747
ONIXとERMIのマッピング
http://current.ndl.go.jp/node/7028