Thomson Reuter社が、学術誌評価分析データベース“Journal Citation Report(JCR)”をバージョンアップしたことを発表しています。これまでの、2年間の論文データを元に計算されたインパクトファクターに加え、新指標“Eigenfactor”および5年間のデータで計算したインパクトファクターを導入したとのことです。また自誌引用値も明示するようになったそうです。
トムソン・ロイター:Journal Citation Reportsの最新版を発表
http://www.thomsonscientific.jp/news/press/pr_200901/350008.shtml
eigenfactor.org – ranking and mapping scientific journals
http://www.eigenfactor.org/
(※Eigenfactorのサイト。指標値の解説がなされているほか、主要誌の指標値を検索することができます。)
参考:
CA1559 – 動向レビュー:オープンアクセスのインパクト分析 / 宮入暢子
http://current.ndl.go.jp/ca1559
インパクトファクターに物申す!
http://current.ndl.go.jp/node/4236
日本数学会等、学術文献の引用に関する国際数学連合のレポートを日本語訳
http://current.ndl.go.jp/node/8957