4.1 パシフィック大学図書館~中規模の総合大学図書館として~

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Jean Purnell
Associate Provost and Dean of the Library
(パシフィック大学図書館副学長兼図書館長  ジーン・プーネル)

 パシフィック大学はカリフォルニア州北部に位置する学生数6,250人の独立した大学(independent university)である。総合大学として9つのカレッジで学部、大学院、そして専門職大学院のプログラムを提供している。9つのカレッジのうち7校はストックトンのメインキャンパスにあり、サンフランシスコとサクラメントが歯科大学院と法科大学院のある場所である。本学のミッション(使命)は、「一般教養科目と専門教育を統合した、優れた学生中心の学習経験を提供し、個人がその職業生活と地域社会において、たえず成果をあげ、責任あるリーダーシップを発揮できるように育成する」ことである。このミッションを果たすにあたって、本学のカリキュラムと準カリキュラムのプログラムは学生の高いレベルの成功、リーダーシップの育成、教室の内外での学習、コミュニティへの奉仕、革新(イノベーション)、そして学際的な協同を重視している。

 多くの同規模の大学に比べて、本学は幅広いプログラムやコースを提供しており、それらを支援するための図書館の資源を構築するために特別な努力を払っている。本稿ではストックトンのメインキャンパスで学ぶ4,700人の学生(2006年秋:3,530人の大学生、530人の院生、そして640人の専門職大学院の学生が在籍)とおよそ85の学位プログラムを支援する当館の特徴、目的、プログラムそして課題に焦点を当てる。これらのプログラムとは一般教養科目と科学、国際問題、ビジネス、教育、音楽、工学、薬学、そしてヘルスサイエンス分野のものである。博士課程は、教育、薬学、化学の分野にある。これらのプログラムを支援するために、図書館は本館の中に組み込まれているほか、ヘルスサイエンスを専門とする分館がある。28人のスタッフは、8人の図書館教員、17人のスタッフ、そして3人の図書館管理職である。大学図書館長はDean(学部長)の肩書きを持ち、大学の最高教育責任者であるProvost(学長)に直接報告する。Dean(図書館長)は教員ランク(academic rank)と、教員待遇(faculty status)を有しているが、各司書も同様である。

 当館の年間予算はおよそ240万ドルで、資料費に100万ドル、運営費に25万ドル、人件費に113万ドルを支出している。印刷資料の所蔵数はおよそ37万冊である。2万8千タイトルの逐次刊行物を提供しているが、うちおよそ1,300が冊子体である。およそ90の電子データベースにアクセスを提供しており、そのほとんどが学術雑誌やその他の学術文献のフルテキストを提供するものである。また当館では70万点のマイクロ資料、5,400フィートにも及ぶ文書、そして6万枚の写真も保有している。毎年、およそ8万件の貸出(図書、雑誌、コースリザーブ、メディア、ノートパソコン、ヘッドフォン、図書館間相互貸借など)があり、さらに館内での利用が毎年3万件ある。電子テキストや情報源の利用を見積もるのは簡単ではない。

(1) 当館のミッション

 当館のミッションは、学生を中心に考えた優れた学習環境、幅広い情報源と教育、学習、研究を支援するテクノロジーへのアクセス、そして学生が情報リテラシーを身につけ、生涯学習者となれるよう、情報の利用と評価に際しての優れたサポートと指導を行うことである。当館では学生をサービスと図書館整備の中心に置いているが、教員の教育活動と研究もサポートしている。学内コミュニティの多様な情報ニーズに応えるため、当館は、十分な情報源へのネットワークアクセスを提供することを第一の戦略としている。その第一の教育目標は、情報を見つけ評価するための能力を構築することによって、学生の生涯学習の能力を育むことである。当館はコミュニティに対して開かれており、多くの蔵書が当館内で利用され、また訪問者に貸し出してもいるが、コンピュータとデータベースへのアクセスを含む多くのサービスは大学関係者に限定されている。

 当館は、司書とスタッフを教育者として学習者の周りに配置して、サービスと施設の意図的統合を強調する教育と、学習センターのコンセプトのもとにデザインされている。これは、図書館を書籍やメディアを保管する情報の保管庫のような場所としてとらえる伝統的な考え方とは異なっている。このコンセプトを表す典型例は、インフォメーション・コモンズ(Information Commons)である。これは多くのソフトウェア資源を備え、様々な専門知識を持つ専門家に支えられた、ネットワークにつながれたコンピュータ・ワークステーションを提供する統合サービス拠点である。協力的かつインタラクティブな環境で、研究とデータベースのコンサルタント、マルチメディアの専門家、そしてネットワークのエキスパートを学生達は活用できるのである。図書館は教室の延長と考えられており、情報能力と関係のある学習目標や宿題を含むカリキュラムを開発するべく、司書は教員との協力を模索している。それゆえ、司書の仕事は、図書館のプログラムを監督・実行する義務とバランスを取りながら、教育的役割を果たすことにも焦点を当てているのである。

コミュニティ・ルーム

コミュニティ・ルーム

(2) 多様な学術ユニットやコミュニティとの関係

 当館職員は、当館がサービスを提供している大学の構成単位それぞれと有意義な関係を築こうと努力している。リエゾンシステムが各学部の教員と司書をつなぎ、図書館所蔵資料のニーズ、カリキュラム、プログラムに関する学生への指導についてのコミュニケーションを円滑にしている。蔵書構築に関する決定を行うのは司書であるが、教育を担当する教員のリクエストに応じることは蔵書構築上のアドバイスと受け止める。すべての分野にわたり適切なサブジェクト・コレクションを構築できるとは考えていないが、当館では特に、化学やヘルスサイエンス、音楽、人文科学、ビジネス、社会科学といった分野の専門知識を持つスタッフを雇用している。司書の中には5つもの学部・分野に多くのプログラムを提供しているものもいる。また1人の司書がいくつかの分野を担当するということは、これらの異なる分野のためのリソースや指導のニーズについて判断するということであり、司書個人は幅広い教育的背景をもつことができる。大学における様々な大学院や学部の教員の代表が参加する図書館運営委員会は、プログラムの企画、資料構築、予算配分、施設設備のデザイン、政策方針の策定等々における諮問機関としての役割を果たしている。折々に、当館では地元コミュニティ住民、その他の教育者・専門家、ビジネス界やメディアの代表者、卒業生などからなる外部の諮問委員会を設けることもある。こうした委員会は当館のプログラム開発を助け、広報活動の推進に役立っている。

 アウトリーチと広報活動についても多様な活動を展開している。当館ではキャンパスコミュニティ、図書館友の会会員、寄付者に対してSpeaking Volumesという雑誌を年に2、3回発行し、当館のプログラムやイニシアティブに関するニュースを提供し、参加と支援を募っている。さらにキャンパス内の様々なグループの関心を引くような印刷物や、キャンパス内で開催されるイベントにあわせた読書リストを発行したり、ブック・クラブの共同スポンサーとなったり、教員や学生の生活グループと協力して、プログラムのイニシアティブを開発したりしている。

(3) 教員組織における司書の役割

 司書が大学教員としての地位(faculty status)を有していることの意味やその影響は、それぞれの大学図書館において異なる。当館では、司書がほかの教育担当の大学教員と同じく、大学教員としての地位を持っている。彼らは教員待遇で任命され、一定の試用期間(長くても6年以内)の後、見直され、終身雇用と教育職としての昇進の可能性について審査される。大半の司書の主な役割は、レファレンスサービスと学生達の調査研究スキルを指導することである。整理業務や管理業務は、別の専門スタッフと管理職が行う。図書館所属の教員はまた研究に従事し、ピアレビューによって評価される学術著作を執筆し、大学と専門課程の両方でサービスを提供することが義務付けられている。この第一の役割-レファレンスや指導など-での成功は、終身雇用の取得につながる業績のうち最も重要なものであるが、司書の場合は他の分野においても成功の証明がなければ終身雇用されることはない。したがって、試用期間中の司書にとって、通常は印刷出版物に研究の成果をまとめ公表することが重要な目標となる。時間を管理し、3つの仕事(司書職、研究職、サービス)のそれぞれに十分な時間を割き、どの分野でも成功することは大きな課題であり、特に図書館は学生や訪問者に対して一日中、1週間に100時間、年間を通じてサービスを提供するのであるからなおさらである。試用期間期間中の司書は、特定の研究プロジェクトの遂行のために、毎年数日から数週間の研究休暇を要求することができることになっている。終身雇用を取得した後、司書は5年間に一度、1学期分の研究、また専門性の開発のための休暇を申請する資格を得る。

 当館にとって教員の雇用と確保は重要な問題である。独立した機関として、本学では独自の給与体系を有しているが、同規模・同地域の他大学との平均給与との組織的な比較も行っている。カリフォルニア州内の公立(州立)の大学図書館における司書の給与は、同程度の地位で比較した場合、しばしば当館の司書よりもかなり高く、結果として才能ある経験豊かな司書を引き抜くことがあり、本学にとどめておくことが困難になっている。より高い給与が必要であるという問題に取り組もうという動きがある一方で、当館を魅力ある職場にするため、潤沢な資金提供による研修、専門職としての会議参加、専門職のための設備拡充、研究サポート、その他のインセンティブや報酬という形で司書職を整備していくという試みも行われている。

 ほどほどの競争力しかない給与レベルのため、優れた管理職や図書館スタッフの雇用、確保にも制約が生じている。しかし教員や管理職とは異なり、スタッフの採用は主に地元からであり、多くの仕事は経験者を雇用するよりも、才能ある未経験者を現場で訓練することでまかなうことが出来る。テクノロジーの動向と、大学図書館における変化によって、ここ数年、図書館スタッフの配置が急速に変化してきた。高い能力を有する生産的なスタッフを維持する鍵は、継続的なトレーニングプログラムとスタッフの適応能力である。

(4) 図書館サービス

 図書館利用者のほとんどはキャンパス内で生活する学生であり、彼らは簡単に個人的に当館に来館することが出来るが、当館は来館した訪問者や、ネットワークを通じて当館のホームページにアクセスする人たちを対象とするサービスも開発している。当館の本館と分館の両者には、様々なタイプの学習スペースがあり、そこにはコンピューターのワークステーション、誰でも使える机、個人用閲覧席、4人から8人が入れるグループ学習室などがある。ワークステーション、テーブル、グループ学習室は十分な広さがあり、学生の協力関係を促進するようデザインされている。現在、キャンパスには4,700人の学生がいるが、当館では600席を提供している。予定されている改装後には、座席数を700に増やすことになっている。メインエントランスのすぐ内側にあるカフェでは、学習の合間に学生達が軽く飲食できるようにしている。本館全体と、保健学部分館の両者は無線でアクセスが出来、ノートパソコンがどちらの建物のどこでも使えるようになっている。当館が提供するサービスの中で、最も人気のあるのがインフォメーション・コモンズにあるノートパソコン、グループ学習室、そしてワークステーションである。AV資料を視聴できる部屋もあり、学生が使用できるように用意されているプロジェクターを用いてプレゼンテーションの練習をするためのスペースも用意されている。

ロビーとカフェ

ロビーとカフェ

インフォメーション・コモンズ

インフォメーション・コモンズ

(5) 24/7アクセス

 当館は週100時間程度の開館時間であるが、ほとんど全てのサービスはキャンパスネットワークやインターネットを通じて一週間24時間ベースで利用することが出来る。ウェブサイト(www.pacific.edu/library)を通じて、図書館利用者は25,000タイトル以上の電子ジャーナルやその他のテキストの全文を、データベースや索引を通じて閲覧することが出来、また電子ブック、絵画のデジタル画像、デジタルオーディオコレクションにもアクセスすることが出来る。指導的なチュートリアルとして、研究用資料の利用に関するガイダンスを行うとともに、バーチャルツアーによって当館の様々な機能とリソースの位置を確認する手助けを行っている。当館ではライブチャット形式、または非同期で、電子レファレンスサービスを提供している。学生達はますます電子情報、およびサービスを好む傾向を強めている。毎年こうしたサービスの利用が増加する一方で、対面式の対話は減少している。そのため、司書たちはバーチャル・メッセージング(virtual messaging)やインスタントメッセージング(instant messaging)を用いたレファレンスによる相互交流を含む新しい形態の電子コミュニケーションを開拓しようとしている。

図書館利用教育用の教室

図書館利用教育用の教室

学習用のエリア

学習用のエリア

 当館は非常に長い間ストックトンのキャンパスに設置されてきたため(キャンパスの設立は1924年)、大量の図書およびメディアが収蔵されている。しかし、これらの蔵書の増加数はせいぜい年間3,500冊の図書・メディアであり、より多くのリソースが購読契約やライセンスという形で学術雑誌や図書の全文を掲載するデータベースが利用されている。図書館のリソースに対する効率的なフルアクセス、特に最新のものに対するアクセスには、当館が導入しているExlibris社の開発した統合図書館システム、“Aleph”を利用する必要がある。このシステムには、OpenURLのリンキング技術を用いて引用文献から当館の蔵書を参照することができる高度な機能“SFX”が備わっている。さらに“Metalib”は複数のデータベースを横断した統合検索が可能になっている。学生たちはGoogleのような検索エンジンに親しんでいるので、図書館のデータベースやシステムの検索も苦にしていない感じがある。しかしながら、、プレ・テストやプロ・テストさらに学生のペーパーを通して学生のスキルを評価してみると、多くの学生はコンテンツの分析と選択のスキルが不十分で、利用可能な関係ある情報を常に完全に入手できているわけでもないことが判明した。情報検索のスキルについての指導は、学生をサポートする司書の最も重要な役割であるが、学生に最低限要求されるこの分野における能力に対する標準化された大学の科目は設置されていない。その結果、大学で、また学部レベルで、学生達のこうした能力を高めることの重要性を、司書は積極的にサポートしなければならなくなっている。

 多様なカリキュラムのニーズに応えるために十分な情報を提供することも当館にとっての大きな課題である。業界の試算によれば、図書、逐次刊行物、データベースの費用のインフレ率は年間8%から14%であるが、当館が見るところでは、全体としてはより緩やかで、年間約5%から6%と考えている。しかしこの上昇率は、必ずしも年間予算の増加率に見合うわけではなく、当館は購入、購読に当たってよりいっそう選別を行わねばならなくなっている。ほとんど全ての分野の教員から、十分な資金がないため当館が収集することが出来ない資料に対する要求がでている。認識されているものの応えられないニーズを示しているこの「購入希望リスト」は、科学とヘルスサイエンスの分野では特に重要である。その理由は、これらの分野では情報は非常に高価であるが、本学には博士課程レベルの研究を含んでいるからである。また人文科学と社会科学の分野におけるニーズも顕著である。近年では、図書の購入から電子データベースへと予算の配分が移行しつつある。購入する図書の冊数を減らす一方で、当館は電子ブックの購入を始めている。

 当館は独立機関で構成される州全体のコンソーシアムに参加しており、電子コンテンツをディスカウント価格で購入することが出来るようになっている。また地域のコンソーシアムはリソースシェアリングを可能にしている。こうしたコンソーシアムへの参加は図書館のリソースを最大限に活用することに役立っているが、一方で大学では大半の分野のニーズを満足させ得るレベルまで図書館への投資を増額させるよう、複数年にわたる計画を実施している。この分野における図書館の向上はまた外部からの資金と図書館資料基金の設立にも依存している。

(6) スペシャル・コレクション

 しばしば当館を他から際立った存在にしているものは、特別な所蔵資料である。パシフィック大学では、自然保護活動家John Muirの文書、伝説的ジャズミュージシャンで作曲家のDave Brubeckの文書、そしてカリフォルニアの歴史コレクションが世界中の研究者を惹き付け、利用されている。所蔵資料へのアクセスは、コンテンツの完全な索引と“Online Archive of California”上の画像によって提供されている(Online Archiveのサイトwww.oac.cdlib.org/institutions/ で当館の蔵書を見ることができる)。当館では、研究者が直接これらの資料を利用するために、ストックトンへの交通費の助成金を提供している。また現在当館で行われている改築プロジェクトの重要な作業の1つとして、スペシャル・コレクションに属する印刷資料を適切に保存するスペースを設けることがある。現在、これらの蔵書は既存の建物内に割り当てられたスペースからはみ出し、当館外の倉庫に置かれているものもある。改築プロジェクトが実現すれば、これら価値の高い、歴史的な、貴重資料のためにもっと広く、保存に適した環境の書庫スペースが、作られる。

(7) 開発

 当館には、図書館のために作業するよう任命された学部長(Dean)と開発部長(Director of Development)により管理される包括的な開発プログラムがある。ファンドレイジングの目標額は、大学全体のキャンペーンの展開の中で、その他の図書館のニーズに応えるという形で設定される。現在の最優先事項は、現在の拡張と改装プロジェクトのための十分な資金を獲得することであるが(総費用はおよそ850万ドル)、長期的な目標は、将来の情報ニーズをサポートし、スペシャル・コレクション・プログラムを強化し、技術インフラと設備を最新のものに換えて行くための基本基金の増額である。当館では、現在の170万ドルからおよそ800万ドルへ、基本基金を増額したいと考えている。個人からの寄付に加え、財団や企業からの助成金も、建物の拡張と改築、またスペシャル・コレクションをデジタル化するという現在進行中、および計画中の図書館プロジェクトの資金に組み込まれている

(8) 最新の傾向と将来のビジョン

 当館は、今後5年から7年の戦略目標の再評価につながる、プログラム全体の見直しを定期的に行っている。これにより、最近の傾向と、大学の戦略目標に沿った図書館の将来のビジョンを作成するために求められるニーズがわかる。最近の傾向としては、電子情報源が好まれ、印刷資料の使用が減少していることや、電子媒体のみでの資料出版や、大学教員が作成したコンテンツを搭載するデジタルリポジトリの開発に関する図書館のリーダーシップ、人々の情報検索方法に対するGoogleの影響と、シンプルな検索メカニズムが好まれていること、学術的な情報ニーズを満たすべく当館が選んだ学術情報源よりもインターネット選ぶ学生が多いこと、遠隔地からの(もっといえばキャンパス内の各所からも)図書館サービスおよび図書館情報源の利用が増えていることなどがある。これらを踏まえて、当館の将来のビジョンには、次のようなものが含まれる。積極的、統合的、学生中心のサービスを提供する活動的な教育・学習センターを維持すること。情報検索スキルの開発をすべての適切なカリキュラムに統合するような指導的プログラムを教員が設計するのを支援すること。電子フォーマットを選好するとともに、デジタル化のイニシアティブを拡大して、情報へのアクセスをさらに容易にし、本学の教員が作成したコンテンツの共有と、保存の方法を開発するに当たって指導的役割を果たすこと。遠隔地の利用者に対するネットワークを通じてアクセスできるサービスの提供を強化し、図書館独自で価値のあるスペシャル・コレクションの資料保存と利用促進を行うことなどである。

南東から見た図書館

南東から見た図書館