文化庁、著作物利用の意思表示システムについてクリエイティブコモンズとの連携協力を検討へ

文化庁が、2013年3月27日に、第8回コンテンツ流通促進シンポジウム『著作物の公開利用ルールの未来』を開催します。このシンポジウムは、著作権者が自身の著作物の利用に関する意思表示を行うための仕組みをテーマとしたものです。そのような仕組みとして、文化庁では2007年度から独自システムの構築を検討していましたが、2011年度に実施した調査研究の結果、そのようなシステムを政府が構築・運営することは困難であるとし、今後はクリエイティブコモンズライセンスとの連携協力を視野に入れたものを検討していくということになったそうです。

第8回コンテンツ流通促進シンポジウム『著作物の公開利用ルールの未来』(文化庁)
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/seminar/contents_sympo8/index.html

意思表示システムの在り方に関する調査研究(『文化庁月報』2013年3月号)
http://www.bunka.go.jp/publish/bunkachou_geppou/2013_03/series_09/series_09.html

参考:
文化庁が著作権制度に関する調査研究報告書3点を公開
http://current.ndl.go.jp/node/21004