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『レファレンス』における図書館情報学関係記事

レファレンス

田中久徳. 科学技術リテラシーの向上をめぐって−公共政策の社会的合意形成の観点から−. レファレンス. 56(3), (662), 2006.3, 57-83.
科学の基本的概念を理解し、社会生活でそれを活かした意思決定をすることができるための素養である「科学技術リテラシー」が、公共政策的課題の解決に重要な意義を持つことについて、科学技術社会論などの視点から論じるとともに、米国、英国、EU、日本における「科学技術リテラシー」向上のための取り組みを紹介し、今後の課題を検討している。
富田美樹子. 行政情報アクセスの課題−出版物と文書をつなぐ視点で−. レファレンス. 56(1), (660), 2006.1, 50-78.
NDLの支部図書館制度の沿革と行政情報化への対応過程,公文書の管理・保存・提供に関する課題,行政文書に関する米国とカナダの事例などを紹介した上で,行政情報への統合的なアクセスを保障するための支部図書館の役割についての再検討を行っている。
プリシラ・ジーン・ベインズ. 英国下院図書館:過去、現在そして未来. レファレンス. 54(3), (638), 2004.3, 7-23.
プリシラ・ジーン・ベインズ(Ms. Priscilla Jean Baines) 英国下院図書館(House of Commons Library)長が2003年9月29日にNDLで行った講演「英国下院図書館−過去、現在そして未来−(House of Commons Library: past, present and future)」の全文。下院図書館の利用者とサービスについて、現状と展望を語っている。
上原有紀子. 我が国における青少年を取り巻く「有害環境」対策の現状. レファレンス. 53(4), (627), 2003.4, 116-133.
近年の国会における議論等を踏まえつつ、「有害環境」に関する法制の現状、国、地方公共団体、及び関連業界団体の取組状況を紹介している。
高見勝利. 「決定」と「情報」―立法補佐のあり方について―. レファレンス. 53(2), (625), 2003.2, 5-14.
立法機関の補佐機能として議会調査局、議会図書館の調査部門が果たす役割や限界について考察している。