文部科学省が2006、2007年度にかけて実施した委託調査「教科書の改善・充実に関する研究事業」の報告書をウェブサイトで公開しています。これは、小学校の国語・算数を対象に、満足度、工夫度合い、副教材使用の有無、教材の分量、視覚的効果等について教員・保護者へアンケート調査を行い、改善・充実が望まれる点や、その方向性・方策について専門家会議で検討したものです。国語の教科書に対する専門家会議による提言の中には、下記のように図書館、図書館情報学に関係するものも含まれています。
・メディア・リテラシー教育の教材を改善・充実させる
・読書量確保のための文章数・量を増やす(充実させる)
・調べ学習用教材・単元を充実させる
教科書の改善・充実に関する研究報告書(概要)-文部科学省委嘱事業「教科書の改善・充実に関する研究事業」-
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/seido/08073004/001.htm
教科書の改善・充実に関する研究報告書について – 文部科学省
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/seido/08073004.htm