米国プリンストン大学ウッドロー・ウィルソン校とブルッキングス研究所が協同で刊行している、子どもに関する政策提言を目指し学際的な研究を掲載しているオープンアクセス誌“The Future of Children”に対し、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団から90万ドルの助成が与えられることになったと発表されています。
同誌は、子どもに関する政策提言を行う米国の代表的な学術雑誌(年2回刊)であり、トムソン社のJournal Citation Reportでも家族研究等の分野で被引用数第1位になっています。今回の助成は、16~26歳の若者の社会的不利に関する4つのトピック(脆弱な家族、移民家庭の子ども・若者、労働と家族のバランス、ポスト中等教育)の特集号の作成・配布・アウトリーチに対してのものとなっています。
Future of Children policy journal receives Gates grant
http://wws.princeton.edu/news/FOCGatesgrant/
The Future of Children
http://www.futureofchildren.org/
The Future of Children Project
http://crcw.princeton.edu/foc.asp
July 17, 2008付けPeter Scott’s Library Blogの記事
http://xrefer.blogspot.com/2008/07/future-of-children-policy-journal.html
ちなみに同誌の最新号のテーマは「子どもと電子メディア」です。
The Future of Children
Volume 18 Number 1 Spring 2008 “Children and Electronic Media”
http://www.futureofchildren.org/pubs-info2825/pubs-info_show.htm?doc_id=674322