CLIR、「大規模デジタル化時代の保存」報告書最終版を刊行

米国の図書館情報資源振興財団(CLIR)が実施した調査事業「大規模デジタル化時代における保存(Preservation in the Age of Large-Scale Digitization)」の報告書最終版が公開されました。

・Google、Microsoft、Open Content Alliance(OCA)、Million Book Projectの各イニシアティブの概観
・大規模デジタル化イニシアティブを「保存」の側面から評価する際のフレームワーク(フォーマット、メタデータ、技術、組織など)
・大規模デジタル化イニシアティブが蔵書構築・蔵書管理等に及ぼす影響
・保存・アクセスに関する勧告

といった構成になっています。

Preservation in the Age of Large-Scale Digitization
A White Paper
By Oya Y. Rieger
http://www.clir.org/pubs/abstract/pub141abst.html

参考:
CLIR「大規模デジタル化時代の保存」報告書案を公表
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=4161