NISO、図書館におけるRFIDの利用に関する勧告を発表(米国)

米国情報標準化機構(NISO)に設けられたRFID(無線ICタグ)ワーキンググループが、図書館でのRFID利用に関する勧告(recommendation)をまとめた文書“RFID in U.S. Libraries”を発表しています。

・ALAとBISGの「RFID技術とプライバシー原則に関する決議」に従うべきである。特に、個人情報をタグには書き込まないこと。
・13.56MHz帯のタグを用いるべきである。
・パッシブモードで用いるべきである。
・読み取り距離は、将来においても現在のレベル(小さなタグで8〜20インチ。大きいのはもう少し長い)から大きく伸びないようにするべきである。

など、10項目が勧告されています。

RFID in U.S. Libraries – NISO RFID Working Group
http://www.niso.org/standards/resources/RP-6-2008.pdf

RFID for Library Applications Working Group
http://www.niso.org/committees/RFID/RFID_comm.html

January 17, 2008付けResourceShelfの記事
http://www.resourceshelf.com/2008/01/17/rfid-in-us-libraries/