Springer社、NIHのOA義務化方針に異論を表明

Springer(シュプリンガー)社が、国立衛生研究所(NIH)のOA義務化方針についての声明を発表しています。

・研究助成団体は、研究者が研究成果の発表の場を選択できるようにすべきである。
・オープンアクセスを義務付けるにしても、財政措置のない義務化では持続可能性がない。学術雑誌が出来上がるまでの附加価値を考慮しないといけない。
・Springer社はすでに、著者選択型のOpen Choiceを始めている。

Springer Statement on the Debate on the NIH’s Public Access Policy
http://www.springer-sbm.com/index.php?id=291
&backPID=131&swords=open%20access&L=0&tx_tnc_news=3665&cHash=356104517a

参考:
NIH助成研究のOA化を義務付ける法案、下院を通過(米国)
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=3860