CLIR、大規模デジタル化に関する研究を開始予定

米国の図書館情報資源振興財団(CLIR)が、メロン財団から助成を受けて、Google Book Search、Microsoft Live Search Books、Open Content Allianceといった大規模デジタル化プロジェクトの研究を開始すると報じられています。7月3日時点で、まだCLIRの公式アナウンスはありませんが、O’REILLY radarの記事によると、

・各々のプログラムについて、各学問分野ごとに、学術研究への有効性を評価する。
・各々のプログラムについての調査結果及び改善を推奨する点を示す。
・データの質・有用性を極大化するために、大規模デジタル化プロジェクトにおける長期保存に関する諮問グループを立ち上げる。
・質・デザインの改善のために研究者、図書館、出版社、デジタル化機関の各々から代表者を集め議論する会議を持つ。

といった狙いがあるようです。

Scholarship and Mass Digitization – O’REILLY radar
http://radar.oreilly.com/archives/2007/06/scholarship_and.html

Council on Library and Information Resources(CLIR)
http://www.clir.org/