GPO、LOCKSSを用いた政府刊行物のアーカイビング実験の分析を公表

米国政府印刷局(GPO)が、政府刊行物をLOCKSSを用いて収集・保存しようとする実験プロジェクトLOCKSS Pilotの最終分析を公開しています。

これは、近年政府機関もウェブ上で刊行物を発表することが多くなってきたが、新号が出るとバックナンバーが削除されるなどの例もあることから、電子ジャーナルのアーカイビング用に開発されたLOCKSSを用いて、FDLP参加館とともに政府刊行物10誌のアーカイビングを実験したものです。

GPO LOCKSS Pilot: Final Analysis, Executive Summary
http://www.access.gpo.gov/su_docs/fdlp/lockss/exec-summary.pdf

GPO LOCKSS Pilot: Final Analysis
http://www.access.gpo.gov/su_docs/fdlp/lockss/report.pdf

GPO LOCKSS Pilot Project
http://www.access.gpo.gov/su_docs/fdlp/lockss/index.html

参考:
CA1569 (No.285) – 動向レビュー:米国政府刊行物アーカイビングの進展 / 村上浩介
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/ca/item.php?itemid=1001
E610 (No.101) – ウェブ上に公開される政府刊行物のハーベスティング(米国)
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/cae/item.php?itemid=627
CA1597 (No.288) – 動向レビュー:電子ジャーナルのアーカイビング−海外の代表的事例から購読契約に与える影響まで− / 後藤敏行
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/ca/item.php?itemid=1030