米国アイオワ州スペンサー公共図書館の図書館猫「デューイ・リード・モア・ブックス」が11月29日に死去したと発表されました。
「デューイ」が1988年1月のとある寒い夜に、スペンサー公共図書館の返却ポストに捨てられていたところ、翌朝職員に発見され、図書館協議会の議決を経て、同図書館のマスコットキャラクターとして愛されてきました。「人々のストレスを癒す」や「毎朝9時に入り口の前に立ち、人々を出迎える」といった職務内容も定められていたほか、ポストカードが販売されるなど、スペンサー公共図書館の活動の一翼を担ってきたそうです。その存在は世界各地の猫愛好家にも知られ、E-mailが寄せられていたほか、数年前にはNHKテレビでも、業務中の姿が放映されました。
死去のニュースは地元アイオワ州のメディアばかりでなく、ワシントンポスト紙(ウェブ版)や日本の新聞でも広く報じられました。
WELCOME TO SPENCER PUBLIC LIBRARY
(トップページに「デューイ・リード・モア・ブックス」死去のお知らせが掲載されています)
http://www.spencerlibrary.com/
Library Says Farewell to 19-Year-Old Mascot
(ワシントンポスト紙ウェブ版の報道)
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/12/02/
AR2006120200924.html
米国:返却ポストから拾われ九死に一生、図書館のアイドル猫が19年目の安楽死
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/
20061205ddm041030147000c.html