米国図書館協会(ALA)の下部組織である図書館コレクション・技術サービス協会(ALCTS)は、非英語資料へのアクセスを研究するためのワーキンググループがまとめた報告書を公表しました。
多言語で資料へのアクセスを試みる人々が増加するにつれ、言語環境に関する問題が次々に現れてきたが、ここ数年、多言語環境目録システムや多言語書誌の整備が進むなど、これらの問題を解決するための活動が盛んになっている、と報告書は指摘しています。また多言語による資料へのアクセスを可能にするために、システムの技術仕様書や目録ガイドライン、職員への教育・情報提供、職員の配属についても考慮が必要だと指摘しています。
Association for Library Collections and Technical Services Task Force on Non-English Access:Complete Report
http://www.ala.org/ala/alcts/newslinks/currentissues/nonenglishaccess/NonEnglishTF_finalreport_0918.pdf
ALCTS non-English access report available for comment(ALAのプレス・リリース)
http://www.ala.org/Template.cfm?Section=pressreleases&template=/contentmanagement/contentdisplay.cfm&ContentID=139921