2022年8月24日、相模原市は、「子ども読書資料循環制度」と「小中学校及び義務教育学校と連携した電子書籍サービスの提供」を2022年9月から開始することを発表しました。
「子ども読書資料循環制度」は、図書館スタッフが厳選した児童書約4,600冊を新規購入し、30冊程度ずつ156セットに分け、保育園等の子ども関連施設約120か所に「おすすめ児童書セット」として送付し、2か月ごとに循環させる取り組みとあります。
「小中学校及び義務教育学校と連携した電子書籍サービスの提供」では、学校と図書館が連携し、児童生徒がタブレット端末等から利用できる電子書籍の閲覧・貸出サービスが提供されます。市立小中学校と義務教育学校の児童生徒は利用申請不要で1人あたり2点まで1週間借りられ、一般利用者も申請を行えば利用可能と述べられています。
【相模原市】電子書籍・読書資料循環制度の導入で子どもの読書を応援!(PR Times, 2022/8/24)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000106.000072959.html
相模原市立図書館電子書籍サービス開始について(相模原市立図書館, 2022/8/24)
https://www.lib.sagamihara.kanagawa.jp/toshow/html/oshirase/oshirase_20220824_1725.html
参考:
岐阜県図書館、高校生を対象にした電子書籍サービスを開始したことを発表
Posted 2022年6月24日
https://current.ndl.go.jp/node/46385
沖縄市立図書館(沖縄県)、市内中学校の卒業生全員に卒業祝いとして電子図書館のIDとパスワードをプレゼント
Posted 2021年3月24日
https://current.ndl.go.jp/node/43648
岡山県教育委員会、中学生を対象とした電子図書館サービス「おもしろe読書事典」を開始
Posted 2021年6月22日
https://current.ndl.go.jp/node/44246
E2377 – コロナ禍における熊本市立図書館の取組み
カレントアウェアネス-E No.412 2021.05.13
https://current.ndl.go.jp/e2377