ユネスコの統計によると、全世界の15歳以上の人のうち7億7,100万人が読み書きできず、またこのうちの3分の2は女性です。この状況を踏まえ、2015年までに非識字者を半分に減らすためのアクションを、各国政府が取るようにすることを目的とした「世界のリテラシーに関するホワイトハウス会議」(the White House Conference on Global Literacy)が、2006年9月18日、ローラ・ブッシュ大統領夫人の主催で、ニューヨーク公共図書館(NYPL)で開催されました。
ブッシュ大統領、ライス国務長官、ユネスコの松浦晃一郎事務局長も出席したこの会議では、(1)母-子のリテラシーと世代を超えた学習、(2)健康のためのリテラシー、(3)経済的自給自足のためのリテラシーの3つをテーマに、各国のリテラシー向上プログラムが紹介されたようです。
The White House Conference on Global Literacy
http://www.globalliteracy.gov/
White House Conference on Global Literacy hailed as great success
http://portal.unesco.org/en/ev.php-URL_ID=34774&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html