米国カリフォルニア州のサンディエゴ市では、民間からの寄付と州政府からの資金により、中央図書館の新館を建設する予定でしたが、民間からの寄付が目標の8,500万ドル(約99億円)に遠く及ばない300万ドル(3.5億円)しか集まっていません。サンディエゴ市は年金制度の失敗により数十億ドルの赤字を抱えており、新しい図書館を運営できるのかについて、篤志家が疑念を抱いていることが一因とされています。
年末までに寄付が集まらない場合、州政府は資金提供を見送る可能性があるとのことで、新館建設は厳しい状況になってきました。建設予定地をメジャーリーグのスタジアムの駐車場として使うという選択肢もあるようです。
Lackluster Fundraising Looms over San Diego Library
http://www.ala.org/ala/alonline/currentnews/newsarchive/2006abc/september2006a/sandiego.htm