2022年3月10日、京都大学図書館機構オープンアクセス推進事業(2016-2021)成果報告会「オープンアクセスによって広がる教育・研究の可能性」が、オンラインで開催されます。
同事業の成果報告に加え、教育・研究における同大学学術情報リポジトリやデジタルアーカイブの利活用について、研究者の視点から紹介が行われます。事例報告を通じ、オープンアクセス(OA)が教育や研究活動にもたらす可能性を、研究者・図書館関係者がともに考える機会とすることを目的としています。
定員は300人(要事前申込・先着順)で、参加費は無料です。対象は同大学構成員と大学図書館関係者です。
当日の主な内容は以下の通りです。
●第一部:オープンアクセス推進事業の意義と成果
オープンアクセス推進プロジェクト
●第二部:オープンアクセスによって広がる教育・研究の可能性
・KURENAIからの教材の発信,その背景と課題:『プログラミング演習Python2019, 2021』を例に
喜多一氏(国際高等教育院/学術情報メディアセンター教授)
・人社系紀要のオープンサイテーションの試み:「京都大学大学院教育学研究科紀要」「人文學報」
西岡千文氏(附属図書館研究開発室助教)
・図画像デジタルアーカイブ公開におけるIIIFの衝撃 ― ハーヴァード・イェンチン図書館、スタンフォード大学フーヴァー研究所との試みから
貴志俊彦氏(東南アジア地域研究研究所教授)
・研究データへのDOI付与:KURENAIをランディングページとしてデータ使用状況を把握する
今城峻氏(大学院理学研究科附属地磁気世界資料解析センター助教)
●ミニ座談会:オープンアクセスからオープンサイエンスへ
ファシリテータ:北村由美氏(附属図書館研究開発室准教授)
【図書館機構】京都大学図書館機構オープンアクセス推進事業(2016-2021)成果報告会「オープンアクセスによって広がる教育・研究の可能性」(京都大学図書館機構, 2022/2/18)
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1393000
参考:
京都大学図書館機構、京都大学学術情報リポジトリ運用指針の改定を発表:登録範囲に研究データを追加
Posted 2019年6月21日
https://current.ndl.go.jp/node/38413