2022年2月2日、米国議会図書館(LC)が、新型コロナウイルス感染症に関するウェブアーカイブコレクション“Coronavirus Web Archive”の公開を発表しました。
LCは、コロナ禍が開始した時期から2年間にわたり、新型コロナウイルス感染症に関するウェブサイトの収集を行っています。今回公開されたコレクションには、コロナ禍に対する封じ込め措置や法的対応、人材面でのアプローチ、バーチャルな教育手法、失業傾向、芸術面での反応等に関するウェブサイト450件が含まれているとあります。
現在、ワクチン、検査、ウイルスの変異株、対面授業を再開する際の生徒・教師向けのガイダンス等に関するコンテンツの収集を行っており、1年のエンバーゴを経て、毎月コレクションへの追加を行う予定であると述べています。
Library Releases Growing Coronavirus Web Archive Collection(LC, 2022/2/2)
https://www.loc.gov/item/prn-22-006/library-releases-growing-coronavirus-web-archive-collection/2022-02-02/
Coronavirus Web Archive(LC)
https://www.loc.gov/collections/coronavirus-web-archive/
参考:
米国議会図書館(LC)の新型コロナウイルス感染症感染拡大下におけるウェブアーカイビング(記事紹介)
Posted 2021年1月4日
https://current.ndl.go.jp/node/42892
米国議会図書館(LC)による、新型コロナウイルス感染症に関するコレクションの構築(記事紹介)
Posted 2021年3月4日
https://current.ndl.go.jp/node/43449
米・アイビー・プラス図書館連合、ウェブアーカイブ“Global Social Responses to COVID-19 Web Archive”を公開
Posted 2021年3月2日
https://current.ndl.go.jp/node/43407