2022年1月22日、台湾国家図書館は、中央研究院(台湾の学術研究機関)や大学等に所属する研究者らに対し、同館への蔵書寄贈を呼び掛ける内容の発表を行っています。
収集対象範囲として、以下の三点を示しています。
・手稿(研究ノート、手書きカード等の研究時に使用した資料、手紙、原稿等)
・中国語の古書籍(善本図書、初期の古書籍・教科書等)
・その他の学術研究に関する特色あるコレクション(研究テーマと関わりのある外国語図書、個人の修士・博士論文、非図書資料、写真及び灰色文献等)
発表では、「立言」「立功」「立徳」は君子の人生における三大理想と見なされてきたとし、著述・研究は「立言」、教育は「立功」に当たり、蔵書の寄贈により文化資産を広く伝え学術の発展に寄与するのは「立徳」に当たると述べています。
~厚植國家學術競爭力需要您的助力~ 國家圖書館懇請中研院及大學校院學者專家捐贈藏書(台湾国家図書館, 2022/1/22)
https://www.ncl.edu.tw/information_237_13087.html