神奈川県立図書館、2022年度開館予定の新棟の概要や図書館再整備について紹介するウェブページ「新棟整備のご案内」を公開

2020年12月4日、神奈川県立図書館が、2022年度開館予定の新棟の概要や図書館再整備について紹介するウェブページ「新棟整備のご案内」を公開しています。

現在の同館の「専門的図書館」「広域的図書館」としての機能に加えて、新たに「価値を創造する図書館」として新棟を整備するとともに、「魅せる図書館」として既存の本館を再整備するとしています。また、既存の新館は、収蔵スペースの不足を解消することを目的に概ね20年から30年分の蔵書増加に対応可能な「収蔵庫」として改修するとしています。現本館、現新館は順次整備予定です。

具体的には、新棟には閲覧スペースを集約化し、「開架スペース」「展示スペース」「貸出・レファレンスカウンター」「交流スペース」「くつろぎスペース」「ゆったりとした閲覧スペース」が設けられるとしています。本館は、前川國男氏が設計したモダニズム建築の魅力をいかし、開放感のある吹抜け空間を活用するとともに、所蔵する記録フィルムの放映や、貴重な資料や蔵書の展示を行うスペースを整備するとしています。

お知らせ一覧(神奈川県立図書館)
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/yokohama/information/info.htm
※「「新棟整備のご案内」を掲載しました (12月4日up)」とあります。

新棟整備のご案内(神奈川県立図書館)
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/yokohama/information/new-building.htm

参考:
神奈川県、「県立図書館の再整備に向けた基本的な考え方」を公開
Posted 2016年10月31日
https://current.ndl.go.jp/node/32847

E2040 – 神奈川県立川崎図書館の移転・再開館について
カレントアウェアネス-E No.350 2018.07.12
https://current.ndl.go.jp/e2040