地図窃盗犯、自供する

アンティークマップ専門の古地図業者が、英国図書館やエール大学、ニューヨーク公共図書館などから古地図を切り取りるなどして盗み出していたことを自供したとのことです。盗み出していた地図資料は97点、金額は英テレグラフ紙によると約200万ポンド(約4.2億円)、Forbes.comによると約300万ドル(約3.5億円)に相当するとのことで、その中には1520年にドイツで作成された世界地図や、16世紀初期のものも含まれるとの事です。
しかしテレグラフ紙によると、同じく盗難により紛失したと思われる2枚は結局取り戻すことができなかったほか、捜査を担当した米国FBIのコメントとして、転売の過程で行方不明になった地図は、少なくとも1ダースに及ぶと伝えています。

Dealer admits British Library theft
http://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=/news/2006/06/24/nmap24.xml

Dealer Pleads Guilty to Stealing Rare Maps
http://www.forbes.com/home/feeds/ap/2006/06/22/ap2835237.html

Map thief pleads guilty
http://www.library.gsu.edu/news/index.asp?view=details&ID=10128&typeID=81

Thefts Off The Chart
http://www.courant.com/news/local/hc-smiley0623.artjun23,0,6585893.story?coll=hc-big-headlines-breaking

BLの紛失資料
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=1309