2020年6月16日、EBSCO社は、同社がホスティングサービスを提供するオープンソースの図書館サービスプラットフォーム(LSP)FOLIOについて、米・ミズーリ州立大学図書館がFOLIOの完全実装を行った米国初の学術機関となったことを発表しました。
FOLIOの運用に当たり、同館では、EBSCO社のホスティングサービスを利用しています。EBSCO社のFOLIO移行チームとの協力により実装を行い、FOLIOのほか、ウェブスケールディスカバリサービスのEBSCO Discovery Service(EDS)、シングルサインオン(SSO)認証環境構築のためのID管理サービスOpenAthensの実装も行われました。
Missouri State University Libraries Go Live with FOLIO Using EBSCO FOLIO Services (EBSCO, 2020/6/16)
https://www.ebsco.com/news-center/press-releases/msu-libraries-go-live-with-folio
参考:
協同でオープンソースの図書館サービスプラットフォームを構築するイニシアチブ“FOLIO”が始動
Posted 2016年6月27日
https://current.ndl.go.jp/node/31892
図書館サービスプラットフォームFOLIO、新機能の導入や機能改善の反映が行われたFameflower版を公開
Posted 2020年5月21日
https://current.ndl.go.jp/node/40997
スウェーデン・チャルマース工科大学図書館がオープンソースの図書館サービスプラットフォームFOLIOの最初の導入館となる
Posted 2019年10月29日
https://current.ndl.go.jp/node/39375
図書館システムに関する国際調査の2019年版が公開
Posted 2020年5月18日
https://current.ndl.go.jp/node/40964