物質・材料研究機構(NIMS)、材料データの利活用に資するリポジトリ“Materials Data Repository”(MDR)を公開

2020年6月15日、物質・材料研究機構(NIMS)の統合型材料開発・情報基盤部門 材料データプラットフォームセンターは、材料データの利活用に資するデータリポジトリ“Materials Data Repository”(MDR)を公開しました。

MDRは、論文や学会発表資料等および付随する材料データの収集・保存を行い、物質・材料研究の推進やマテリアルズ・インフォマティクスに適した形で蓄積・公開するためのものであり、ユーザーは自由に閲覧やデータのダウンロードを行えます。ユーザー登録や利用料は不要です。

また、既存のNIMSリポジトリである文献用の“PubMan”および 画像データ用の“Imeji”の内容や一部、NIMS物質・材料データベース(MatNavi)についても、MDRにデータが移行されます。

材料データの利活用に貢献する「Materials Data Repository (MDR)」の公開について~ 材料データの収集・蓄積・公開、データ駆動型研究の促進に貢献 ~(DICE, 2020/6/15)
https://dice.nims.go.jp/news/2020/06/materials-data-repository-mdr.html

Materials Data Repository (MDR)
https://mdr.nims.go.jp/

参考:
国立情報学研究所と物質・材料研究機構、データプラットフォームの研究開発に関する覚書を締結
Posted 2017年6月2日
https://current.ndl.go.jp/node/34085

国立情報学研究所、次世代リポジトリソフトウェア開発に着手したことを発表 欧州原子核研究機構、物質・材料研究機構と連携
Posted 2017年11月14日
https://current.ndl.go.jp/node/35000