2020年6月1日、キハラ株式会社が、アンケート「新型コロナウイルスによる業務影響について」の結果を公開しました。
同アンケートは、4月24日から5月15日にかけて、同社のウェブページ上で実施されたもので、図書館関係者を中心に371件の回答が寄せられました。
集計結果によると、アンケート実施時点で行っている業務としては「資料整理・本の修繕」が多く、困っている業務としては「除菌・抗菌対策」や「情報収集・発信」の回答が多くなっています。また、新型コロナウイルス感染症の影響で新たに行った業務やサービスについて、除菌、新型コロナウイルス感染症関連情報をはじめとした掲示、電子図書館の導入等をはじめとした貸出・レファレンス・資料に関する業務、座席数削減等ソーシャルディスタンシングの取組、動画配信や特設ページ等の情報発信・収集、利用者の制限等の館内利用に関する取組の具体例が挙げられています。
アンケート「新型コロナウイルスによる業務影響について」 集計結果・実例紹介(キハラ株式会社, 2020/6/1)
https://www.kihara-lib.co.jp/yomimono/2020/06/01/44806/
参考:
saveMLAK、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2020/05/21)」の結果を発表
Posted 2020年5月28日
https://current.ndl.go.jp/node/41056
新型コロナウイルス感染症に関するデジタルアーカイブ研究会、「日本国内におけるCOVID-19に関するアーカイブ活動調査のためのアンケート」を実施
Posted 2020年5月25日
https://current.ndl.go.jp/node/41023
EBLIDA、新型コロナウイルス感染症拡大危機への図書館の現在の対応状況・今後の課題等に関する欧州17か国の会員機関へのアンケート調査をとりまとめた報告書を公開
Posted 2020年5月22日
https://current.ndl.go.jp/node/41011
オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)、新型コロナウイルス感染症に関する規制の緩和を受けた会員館の再開館計画等についてアンケート調査を実施
Posted 2020年5月28日
https://current.ndl.go.jp/node/41063