韓国国立中央図書館(NLK)、自宅から利用可能な電子書籍に海外の電子書籍1,352冊を追加:学術書や文学賞受賞作等

2020年6月1日、韓国国立中央図書館(NLK)が、自宅から利用可能な電子書籍に海外の電子書籍1,352冊を追加したと発表しています。

同館では、2019年に、2,705冊の電子書籍を利用可能としましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大で再度休館となり、利用者が良質な学術資料を利用できるようにするため早期に拡充したものです。追加分を含めた4,057冊の電子書籍は、NLKの定期利用カード所持者であれば同館ウェブサイトから利用することができます。

今回追加されたものは、米国図書館協会(ALA)傘下の大学研究図書館協会(ACRL)が刊行する書評誌に掲載された学術書、ピューリッツァー賞・マン・ブッカー賞といった権威のある文学賞受賞作、新型コロナウイルス関連や医学分野の学術書等が含まれています。

국립중앙도서관 온라인 콘텐츠 다양화(国立中央図書館オンラインコンテンツ多様化)(NLK,2020/6/1)
https://www.nl.go.kr/NL/contents/N50603000000.do?schM=view&id=36812&schBcid=normal0302

参考:
韓国国立中央図書館(NLK)を含む首都圏所在の文化体育観光部所管の図書館・博物館・美術館が再度休館
Posted 2020年5月29日
https://current.ndl.go.jp/node/41067

韓国国立中央図書館(NLK)、自宅から接続可能な有料オンラインデータベースを拡大:新型コロナウイルス感染症による臨時休館の延長に対応
Posted 2020年4月10日
https://current.ndl.go.jp/node/40746

韓国・国立世宗図書館、自宅から接続可能な電子書籍サービスを段階的に拡大:新型コロナウイルス感染症の長期化に対応
Posted 2020年4月22日
https://current.ndl.go.jp/node/40833