2020年5月11日、米・図書館情報資源振興財団(CLIR)は、米・電子図書館連合(DLF)の過去25年間の事業をレビューしたレポートを公開したことを発表しました。
レポートの作成は、25周年を迎えるDLFの将来計画策定の手引きとなることを目的として、コンサルタント会社1MountainRoadのJoanne Kossuth氏によって行われました。Kossuth氏の事業レビューは2019年の1年間を通して質的アプローチで取り組まれ、CLIR・DLFのスタッフ、加盟機関の代表、DLFの諮問委員会・ワーキンググループのメンバー、フォーラムの参加者等へのインタビューや書面による調査で数百件の回答が収集されています。
レポートはKossuth氏の調査結果のうち、DLFのプログラムに対するコミュニティの認識、DLFと他のCLIRのプログラムの協力関係の強化が期待される場面・方法、DLFのプログラムが現在・将来のニーズを最も充足するように発展する方法の3つのテーマに焦点を当てて示した構成となっています。
2020年5月20日の午後3時から4時(米国東部標準時)に、Kossuth氏が調査結果のプレゼンテーションを行うCLIR主催の登録制ウェビナーが開催されます。
CLIR Releases DLF Program Review(CLIR,2020/5/11)
https://www.clir.org/2020/05/clir-releases-dlf-program-review/
Digital Library Federation Program Review Report [PDF:6ページ](CLIR)
https://www.clir.org/wp-content/uploads/sites/6/2020/05/DLF-Review-Report.pdf
参考:
CLIRとDLFが合併
Posted 2009年4月27日
https://current.ndl.go.jp/node/12728