2020年4月27日、ドイツ国立図書館(DNB)は、ライプツィヒ館、フランクフルト・アム・マイン館の閲覧室利用を5月4日から限定的に再開することを発表しました。
閲覧室を利用するためには、オンライン上の予約システムを使って事前予約する必要があります。事前予約は1週間前から1日単位で申込できます。手続き完了後に送信される確認メールを予約した日に提示することで閲覧利用が可能になります。また、予約完了後にDNB所蔵資料の利用申込が可能となります。各館の閲覧室には100席が用意されており、希望日がすでに満席であった場合には、別の日に予約を切り替える必要があります。
DNBは閲覧利用の際の注意点として、衛生面や距離を保つことに留意すること、口や鼻を覆う手段の用意を強く推奨すること、入館はメインエントランスのみとなること、フランクフルト館の地下駐車場は閉鎖されていること、食堂やレストランも閉店していることなどを挙げています。
Nutzung der Lesesäle ab 4. Mai 2020(DNB,2020/4/27)
https://www.dnb.de/DE/Benutzung/benutzungLesesaalCorona.html
参考:
ドイツ国立図書館(DNB)、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休館
Posted 2020年3月16日
https://current.ndl.go.jp/node/40504
新型コロナウイルス感染症の拡大と国立図書館の対応
Posted 2020年4月16日
https://current.ndl.go.jp/node/40789