図書館資料のデジタル化により、資料へのアクセスがより容易になったほか、原資料に代えてデジタル版を提供することが可能になるため資料保存の点でも一定のメリットが出ていますが、デジタル化の法的位置づけはまだ明確でないところがあります。
こうした問題意識のもと、デジタル資料の保存、アクセスにかかわる知的財産権の管理に関して図書館が抱えている課題を整理したレポートが、英国の公共政策研究所(Institute for Public Policy Research:IPPR)から発行されました。
Adrienne Muir. Preservation, access and intellectual property rights: challenges for libraries in the digital environment. 2006-06.
http://www.ippr.org.uk/ecomm/files/preservation_access_ip.pdf
Preservation, Access and Intellectual Property Rights: Report
http://www.managinginformation.com/news/content_show_full.php?id=4963