火災により焼失した首里城のデジタル復元を目指す「みんなの首里城デジタル復元プロジェクト」、首里城正殿の3Dモデルを公開

2019年12月23日、2019年10月に発生した火災により焼失した首里城のデジタル復元を目指す「みんなの首里城デジタル復元プロジェクト」が、首里城正殿の3Dモデル公開を発表しました。

同プロジェクトでは、異なる視点から撮影された写真やビデオを用いて三次元形状を復元する技術であるStructure from Motion(SfM)を活用し、首里城のデジタル復元に取り組んでいます。

みんなの首里城デジタル復元プロジェクト
https://www.our-shurijo.org/
※ウェブサイト下部の「更新履歴」に、2019年12月23日付けの更新情報として「正殿のモデルの追加(2,128枚使用)」とあります。

@our_shurijo(Twitter, 2019/12/24)
https://twitter.com/our_shurijo/status/1209337326620434435

参考:
Google Arts & Cultureで火災前のブラジル国立博物館内部を閲覧できるバーチャルツアーが公開
Posted 2018年12月20日
http://current.ndl.go.jp/node/37271

熊本大学と凸版印刷、熊本城崩落石材の位置特定作業を効率化:崩落前に取得したデジタルアーカイブデータを活用
Posted 2019年5月27日
https://current.ndl.go.jp/node/38234

Europeana Collectionsで文化遺産への脅威に焦点を当てたオンライン展示“Heritage at Risk”が公開される
Posted 2019年7月17日
https://current.ndl.go.jp/node/38610

E2140 – 3D/VR技術と学術図書館の役割に関する報告書
カレントアウェアネス-E No.369 2019.05.30
https://current.ndl.go.jp/e2140