韓国国立中央図書館(NLK)、2019年度の図書館サービス向上功労者・団体を発表

2019年11月27日、韓国国立中央図書館(NLK)は、同日開催の「協力セミナー」において、2019年度の図書館サービス向上功労者・団体の授賞式(8部門)を行ないました。

公共図書館協力業務部門では、積極的な文化プログラムや利用者の利便性を考慮した情報サービスの実施が評価された公州市生涯学習課の司書や、地域代表図書館としての各館種の図書館や海外の図書館との持続的な交流や、官民学の読書文化関連団体との積極的な協力による読書振興事業の実施が評価された大田広域市のハンバッ図書館等が受賞します。

図書館革新アイデア論文・優秀事例募集部門では、専門図書館のコンテンツキュレーション・展示モデルを提案したエネルギー経済研究院の司書、青少年の文化芸術教育と地域の文化遺産を組み合わせて地域社会に寄与する図書館の役割を提案した仁川広域市永宗図書館の司書、人と空間をつなぐ大学図書館のスマートスペースを実現した成均館大学校学術情報館等が選ばれました。

図書館ビックデータ優秀活用事例・アイデア募集部門の活用事例部門では、ソウル特別市の江南区立図書館が、アイデア部門では「図書館文化プログラム情報統合プログラム」を提案したチーム等が選出されています。

オープンアクセスコリア(OAK)功労者部門では、オープンアクセスの普及に貢献した大邱慶北科学技術院(DGIST)が選ばれています。

2019년을 빛낸 도서관과 사서들이 모인다(2019年を輝かせた図書館と司書が集まる)(NLK, 2019/11/26)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=10296&notice_type_code=3&cate_no=4

参考:
韓国国立中央図書館(NLK)、2018年度の図書館サービス向上功労者を発表
Posted 2018年11月28日
https://current.ndl.go.jp/node/37113