2019年10月21日、米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)が、 Center for Research in the Humanitiesの開設を発表しています。
同センターは、本館の公共スペースを復元・改良・拡大するための図書館の基本計画の一部として、事務室や書庫として使われていたNYPLの本館2階を改修したものです。8,000平方フィート超の面積があり、静かな調査空間、図書館の研究コレクションを用いた作業、一時的な展示、コレクションに関連したイベントなどを実施するための9つの部屋、56席を備えています。
計画されているプログラムとして、
・様々な分野の研究の取り組み方法を教える“Research Instructional Series”
・毎月第一水曜日実施のコレクションの小規模展示“Collections Open Houses”
・著作権や引用に関して実践的に学ぶ研究者のための“Scholarly Communications Series”
が挙げられています。
The New York Public Library Opens New Center for Research in the Humanities at Iconic 42nd Street Building(NYPL, 2019/10/21)
https://www.nypl.org/press/press-release/october-21-2019/new-york-public-library-opens-new-center-research-humanities
参考:
米・ニューヨーク公共図書館の改修基本計画が理事会に提出される
Posted 2017年11月17日
https://current.ndl.go.jp/node/35024
米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)、ライオン像修繕作業の完了を発表
Posted 2019年11月8日
https://current.ndl.go.jp/node/39470