2019年10月1日、米国議会図書館(LC)は、同館の障害者サービス部門である、視覚障害者及び身体障害者のための全国図書館サービス(National Library Service for the Blind and Physically Handicapped:NLS)の名称変更を発表しました。
新しい名称は“National Library Service for the Blind and Print Disabled”です。
略称NLSは変わりませんが、LCが2018年後半に定めたグラフィック・アイデンティティに基づきロゴを新しくしています。
名称変更は、旧名称での時代遅れの言葉に対応するとともに、同館のサービスの範囲を明確に伝えることを意図しており、米国で発効したマラケシュ条約とも密接に連携させています。
Library’s Service for the Blind: New Name, New Look(LC,2019/10/1)
https://blogs.loc.gov/loc/2019/10/librarys-service-for-the-blind-new-name-new-look/
NLS Name Change(LC NLS)
https://www.loc.gov/nls/nls-name-change/
National Library Service for the Blind and Print Disabled
https://www.loc.gov/nls/
参考:
マラケシュ条約が米国内で発効
Posted 2019年5月13日
https://current.ndl.go.jp/node/38138
米国議会図書館、点字・録音図書プログラムのアクセシビリティ向上を目的としたデジタルイニシアチブの開始を発表
Posted 2017年6月22日
https://current.ndl.go.jp/node/34227