琉球新報の2019年8月25日付けの記事で、沖縄県読谷村の読谷村史編集室が8月22日に「沖縄戦後教育史・復帰関連資料」の写真データベースを公開したことが紹介されています。
同データベース内の「本データベースについて」によれば、読谷村では、2013年に沖縄県教職員組合から戦後沖縄の教育、米軍基地被害、復帰運動に関する文書や写真等を含む資料群の寄贈を受けました。現在、読谷村史編集室にて保存・管理するとともに、デジタルアーカイブによる公開を進めており、すでに書類6,444簿冊を「沖縄戦後教育史・復帰関連資料」としてオンライン公開しています。
同データベースは、これら資料のうち未整理であった写真ネガフィルムをデジタル化し公開するプロジェクトの成果であり、写真13,000点余りが公開されています。なお、プロジェクト実施に当たってはクラウドファンディングの活用が行われました。
瀬長亀次郎氏の活動写真もネットで閲覧できる 沖縄の戦後史を記録した1万3000点の写真を公開(47NEWS, 2019/8/25)
https://www.47news.jp/localnews/prefectures/okinawa/3923014.html
沖縄戦後教育史・復帰関連資料(写真)
http://photo.yomitan-sengoshi.jp/
本データベースについて(沖縄戦後教育史・復帰関連資料(写真))
http://photo.yomitan-sengoshi.jp/about/
関連:
沖縄復帰45年、祖国復帰運動の歴史的記録を後世に伝えたい!(A-port)
https://a-port.asahi.com/projects/yomitan-history/
※クラウドファンディングサイト内のプロジェクト紹介ページです。
「沖縄戦後教育史・復帰関連資料」デジタルアーカイブ化プロジェクト活動報告書―沖縄復帰 47 年、祖国復帰運動の歴史的記録を後世に伝えたい!― [PDF:24ページ]
http://photo.yomitan-sengoshi.jp/wp-content/uploads/houkokushoVer.2.pdf
※プロジェクトの報告書です。
参考:
琉球大学島嶼地域科学研究所、「沖縄関係外交史料館資料データベース」を公開
Posted 2019年3月28日
http://current.ndl.go.jp/node/37894