2019年4月10日、京都外国語大学の国際交流会館(9号館)2階に、京都国連寄託図書館が同大学のアジア関係図書館に併設して設置されることが発表されています。
プレスリリースによると、京都国連寄託図書館は1956年に国連から指定を受け、関電ビル・京都新聞社ビル・立命館大学へと設置されてきましたが、2018年3月の立命館大学での利用提供終了を受け、同大学に開設されます。他の国連寄託図書館が国公立図書館、大学図書館などの下に設置指定を受けているのとは異なり同大学と日本国際連合協会京都本部が協力して管理・運営されます。
資料数は6万冊で、館内閲覧のみの利用ですが、学内外の学生のほか一般市民も利用可能です。
(取材案内)京都外国語大学に京都国連寄託図書館を設置(共同通信PRワイヤー)(毎日新聞,2019/4/3)
https://mainichi.jp/articles/20190403/pls/00m/020/521000c
「京都国連寄託図書館を開設」『GAIDAI BIBLIOTHECA』223号(2019年1月)[PDF:1ページ]
https://www.kufs.ac.jp/toshokan/bibl/bibl223/pdf/223-09.pdf
京都国連寄託図書館
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/mr/lib/kunl/
※「京都国連寄託図書館は、本年(2018年) 3月4日(日)をもちまして立命館大学図書館における利用提供を終了いたしました。 当館所蔵資料は、京都外国語大学に移設し利用提供を再開する予定です」とあります。
関連:
国連寄託図書館(国際連合広報センター)
https://www.unic.or.jp/texts_audiovisual/libraries/un_depository_libraries/
参考:
国際教養大学図書館、日本国内で14カ所目の国連寄託図書館に認定
Posted 2013年10月18日
http://current.ndl.go.jp/node/24629