岡山大学附属図書館、貴重資料データベース「古文献ギャラリー」の公開を発表:IIIFを採用・申請なしでの二次利用可

岡山大学附属図書館が、2019年3月29日に、貴重資料データベース「古文献ギャラリー」を正式公開すると発表しました。正式公開に先立ち3月20日からは仮運用するとしています。

これまでインターネットで公開していなかった国指定重要文化財の「信長記」、岡山藩・池田家の江戸藩邸に関する資料であり原本である可能性の高い「備藩邸考」、多くの写本中でも異彩を放つ珍本「平家物語」(小野文庫)の全文が公開されるとのことです。

また、同データベースはIIIFを採用しているほか、搭載される画像の2次利用に関して申請は不要としています。

これにともなって、既に公開されている「三浦家文書デジタルギャラリー」は3月29日以降「古文献ギャラリー」に移行し、4月26日で閉鎖されます。

貴重資料データベース「古文献ギャラリー」の公開と「三浦家文書デジタルギャラリー」の移行について(岡山大学附属図書館,2019/3/14)
http://www.lib.okayama-u.ac.jp/news/news_id8388.html

参考:
岡山大学附属図書館、三浦家文書デジタルギャラリーを公開
Posted 2013年3月25日
http://current.ndl.go.jp/node/23140