2018年11月5日、図書館の所蔵資料共有のためのオープンソースソフトウェアの共有プラットフォーム構築を目指す“Project ReShare”が創設されました。
運営委員会には、米・デューク大学、米国中西部の大学図書館コンソーシアム“Greater Western Library Alliance(GWLA)、デンマークのIndex Data社、モジラ・ファウンデーション、ハンガリー国立セーチェーニ図書館、米・ノースカロライナ州立大学図書館、米・ノースウェスタン大学図書館、“Open Library Environment”(OLE)、米・ペンシルバニア大学図書館コンソーシアム(PALCI)、米・ノースカロライナ州の大学図書館ネットワーク“Triangle Research Libraries Network (TRLN)”、米・シカゴ大学図書館、米・ペンシルバニア大学、米・ヒューストン大学等が参加しています。
同プロジェクトで公開されるソフトウェアは、ユーザー中心設計を重視したモジュラアーキテクチャにより構築されます。利用者はプラットフォームのローカルへのインストール、もしくは、ホスティング・保守のためのベンダーを選ぶことで利用することができます。
現在、作業中で、ソフトウェア開発は2019年まで続けられ、2019年秋には実装の計画とテストが予定されています。
@ProjectReshare(Twitter,2018/11/5)
https://twitter.com/ProjectReshare/status/1059526878741061634
Project ReShare Launches: Community-owned Library Resource Sharing Platform Attracts Significant Contributions(PALCI,2018/11/5)
http://www.palci.org/news/project-reshare-launches-community-owned-library-resource-sh.html
参考:
図書館のためのオープンソースプロジェクトを支援する“Open Library Foundation”が創設される
Posted 2016年9月12日
http://current.ndl.go.jp/node/32517
※タイトル及び本文の一部を修正しました(2018/11/12)