2018年3月2日、米国デジタル公共図書館(DPLA)は、オハイオ州のサービス・ハブ(州単位で複数機関のデータを集約する連携先)である“Ohio Digital Network”からのコンテンツの提供を開始したと発表しています。
“Ohio Digital Network”は、オハイオ州立図書館が、同州の大学図書館コンソーシアム“OhioLINK”、公共図書館ネットワーク“OPLIN”、地元の歴史協会“Ohio History Connection”と連携して運営しています。
第二次世界大戦中のプロバガンダポスター、ケント州立大学銃撃事件に関するオーラルヒストリー、同州ノックス郡のラテンアメリカ系住民の生活記録、チェスの歴史に関するコレクション、1827年から1838年にかけて刊行されたThe Birds of America誌の写真乾板(北米の鳥類の写真)など、約9万点のコンテンツがDPLAから閲覧できるようになりました。
Ohio Digital Network Brings the Buckeye State to DPLA(DPLA,2018/3/2)
https://dp.la/info/2018/03/02/ohio-digital-network-brings-the-buckeye-state-to-dpla/
@OhioDigNetwork(Twitter,2018/3/2)
https://twitter.com/OhioDigNetwork/status/969605797612343297
参考:
米国デジタル公共図書館(DPLA)、メイン州のサービス・ハブからのコンテンツ提供を開始
Posted 2017年12月14日
http://current.ndl.go.jp/node/35161
米国デジタル公共図書館(DPLA)、オクラホマ州のサービス・ハブからのコンテンツ提供を開始
Posted 2017年12月6日
http://current.ndl.go.jp/node/35104
米国デジタル公共図書館、フロリダ州のサービス・ハブからのコンテンツの提供を開始
Posted 2017年12月1日
http://current.ndl.go.jp/node/35086
米国デジタル公共図書館、モンタナ州のサービス・ハブからのコンテンツの提供を開始
Posted 2017年8月22日
http://current.ndl.go.jp/node/34544
米国デジタル公共図書館、メリーランド州のサービス・ハブからのコンテンツの提供を開始
Posted 2017年6月14日
http://current.ndl.go.jp/node/34166
CA1857 – 米国デジタル公共図書館(DPLA)の過去・現在・未来 / 塩﨑 亮,佐藤健人,安藤大輝
カレントアウェアネス No.325 2015年9月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1857