国立公文書館、「アーキビストの職務基準書(平成29年12月版)」を公開

国立公文書館が、「アーキビストの職務基準書(平成29年12月版)」を公開しています。

アーキビストの専門性を明確化し、その採用や配置・育成の基本資料として活用するために、2017年には外部有識者による検討会議も設置して、同館が策定を進めてきたものです。

2018年は、歴史公文書等を取り扱う機関に、この「アーキビストの職務基準書(平成29年12月版)」の検討を依頼し、修正を加えるべき点についての意見を募集した上で、更なる検討を行なうとしています。

また、「アーキビストの職務基準書」が確定した次の段階として、公文書管理に携わる専門家の「公的資格制度」に結び付けたいとしています。

あわせて、外部有識者による検討会議の配布資料と議事概要も公開されています。

国立公文書館 お知らせ
http://www.archives.go.jp/
※「アーキビストの職務基準書(平成29年12月版)」及び検討経緯についてnew」とあります。

アーキビストの職務基準に関する検討会議開催状況(国立公文書館)
http://www.archives.go.jp/about/report/syokumukijun.html

アーキビストの職務基準書(平成29年12月版) [PDF:24ページ](国立公文書館)
http://www.archives.go.jp/about/report/pdf/syokumukijunsyo.pdf

参考:
内閣府、国立公文書館の機能・施設の在り方等に関する調査検討会議(第21回)の配布資料を公開
Posted 2017年12月4日
http://current.ndl.go.jp/node/35093

日本アーカイブズ学会(JSAS)、国立公文書館から提案された「日本におけるアーキビストの職務基準」に対して意見を提出
Posted 2017年2月10日
http://current.ndl.go.jp/node/33437