中国の大学図書館コンソーシアムCADAL、甲骨文字が刻まれた甲骨126点をデジタル化して公開:全方向から光を当てて閲覧可能

中国の70以上の大学図書館のコンソーシアムであるChina Academic Digital Associative Library(CADAL)が、米国コロンビア大学図書館のC.V. Starr東アジア図書館と共同で、甲骨文字が刻まれた甲骨126点をデジタル化して公開しています。

RTI(Reflective Transformation Imaging)という技術を採用して、甲骨の色や形状などをキャプチャーし、どの方向からも光を当てて見ることができる画像としてデジタル化しています。

CADAL与哥伦比亚大学合作完成甲骨数字化项目(CADAL, 2017/9/11)
http://www.cadal.cn/xmdtt/xmdtt201709111002.htm

C.V. Starr East Asian Library Makes 3D Images of Ancient Oracle Bones Available to the Public(Columbia University Libraries, 2017/9/5)
http://library.columbia.edu/news/libraries/2017/2017-09-05_Oracle_Bones.html

Special Collection of Oracle Bones(CADAL)
http://www.cadal.cn/special/oraclebones/index.html

参考:
Internet Archive(IA)、CADALと連携して50万冊の学術書をデジタル化
Posted 2015年4月21日
http://current.ndl.go.jp/node/28349