American Archive of Public Broadcasting、公共メディア機関のための資料保存の技術的ガイド(Wikiサイト)を公開

2017年6月29日、米国の公共放送の歴史的コレクションを提供している“American Archive of Public Broadcasting” (AAPB)が、米国議会図書館(LC)と米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)による未来のデジタル保存専門家を育成するプロジェクト“National Digital Stewardship Residency”(NDSR)の研修者(2016年5月から2017年6月まで)が作成した“The American Archive of Public Broadcasting Wiki”の公開を発表しています。

公共メディアの資料保存の技術的ガイドで、可能な限り全てのフォーマット・環境下における視聴覚資源の管理のための、リソース・ワークフロー・文献を集めたものであり、計画段階からストレージやデータベースのソリューションまでの全段階に及びます。

1週間程度の後、アカウントの作成が可能となり、誰でも記事を追加できます。AAPBや研修者は、このWikiが進化すること望んでいるとのことです。

Launching the American Archive of Public Broadcasting Wiki(AAPB,2017/6/29)
https://americanarchivepb.wordpress.com/2017/06/29/launching-the-american-archive-of-public-broadcasting-wiki/

参考:
米国の公共放送の歴史的コレクションデータベース“American Archive of Public Broadcasting ”の収録作品数が1万7千点に
Posted 2017年1月10日
http://current.ndl.go.jp/node/33222

CA1864 – 米国における放送アーカイブの現状 / 渡邉太郎
カレントアウェアネス No.326 2015年12月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1864