複数の図書館群から成る大学の共有書庫プロジェクト

カリフォルニア大学図書館が、2004年から取り組んでいる共有書庫プロジェクトに関して、教員・学生のニーズを調査した結果が公開されています。

Shared Print: The Patron Perspective
UCSD Faculty and Graduate Student Focus Groups
http://www.cdlib.org/inside/assess/evaluation_activities/docs/2005/sharedPrintReport_nov2005.pdf

これはキャンパス毎に複数の図書館が存在する大学で、主にジャーナルの一括所蔵を目指す取り組みです。教員はILLなどが日常的になった今、どこにあるかは問題ではなくて、リクエストしたら利用できるということが重要であり、予算面からも必要な取り組みであると述べています。