奈良文化財研究所が、全国遺跡報告総覧において、2017年4月27日から、「発掘調査報告書の頻出用語俯瞰図」「発掘調査報告書の頻出用語」を公開したと発表しています。
「発掘調査報告書の頻出用語俯瞰図」は、全国遺跡報告総覧に登録されている約18,000件の報告書(テキストデータ15億文字)に対し、考古学関係用語の出現回数を集計し、その内容を可視化したもので、日本考古学の成果の概略を把握することを目的としています。
「発掘調査報告書の頻出用語」は、よく使われる考古学関係用語を報告書ごとに集計し、多いもの(頻出用語)を報告書詳細ページに表示させたもので、この頻出用語を用いて絞込検索をすることができるようになっています。
発掘調査報告書の頻出用語俯瞰図等の公開 考古学ビッグデータの定量的可視化: 日本の発掘調査成果を1 枚の画像で表現すると?(奈良文化財研究所,2017/4/26)
http://hdl.handle.net/11177/6306
全国遺跡報告総覧:考古学ビッグデータの定量的可視化:日本の発掘調査成果を1枚の画像で表現すると?(なぶんけんブログ,2017/4/27)
https://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2017/04/hinshutu.html
発掘調査報告書 頻出用語俯瞰図(全国遺跡報告総覧)
http://sitereports.nabunken.go.jp/ja/visualization/term
参考:
奈良文化財研究所、全国遺跡報告総覧の英語自動検索機能を公開
Posted 2016年8月25日
http://current.ndl.go.jp/node/32393
E1700 – 「全国遺跡報告総覧」の機能と期待される効果
カレントアウェアネス-E No.287 2015.08.27
http://current.ndl.go.jp/e1700