2017年2月21日、富士通研究開発中心有限公司は、中国古文書文字の文字認識に用いる深層学習技術において、少ない数の学習データでも高精度な文字認識を実現できる技術を開発しました。
この技術により、図書館などに大量に保管されている古文書文字の電子化を促進し、中国古文書の公共利用と歴史研究などの学術の発展に貢献することができるとのことです。
教師データ数を削減できる深層学習技術を開発
中国古文書の文字認識において学習用の教師データを70%削減(富士通株式会社、2017/2/21)
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2017/02/21.html
削减训练数据的深度学习技术
用于中国古籍文字识别的学习训练数据减少了70%(富士通研究开发中心有限公司、2017/2/21)
http://www.fujitsu.com/cn/about/resources/news/press-releases/2017/frdc-0221.html
関連:
人工知能モデルを活用した高精度の手書き文字列認識技術を開発
中国科学院自動化研究所の中国語データベースで最高精度達成(富士通研究開発中心有限公司・株式会社富士通研究所、2016/11/8)
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2016/11/8.html
人間の脳の働きを模した人工知能技術を活用し、中国語の手書き文字認識率96.7パーセントを達成
学会で提唱された「人の認識率」を上回る精度を、世界で初めて実現(富士通研究開発中心有限公司・株式会社富士通研究所、2015/9/17)
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2015/09/17.html