2016年2月29日、北米の研究図書館センター(CRL)の South Asia Materials Project (SAMP)が、“SAMP Open Archives initiative”を創設したと発表しています。
南アジア研究に関連するデジタルリソースが不足している現状への対処と、北米の研究者はもとより世界の研究者に対してアクセス可能なコレクションを創出することを目的としており、対象とする分野は人文学から自然科学に及び、研究の価値、有用性、独自性、環境や政治・社会的なリスク、他のリソースとの補完性を鑑みてデジタル化の優先度を決めるとのことです。
デジタル化されたリソースは非商用のオープンアクセスとして自由に利用できるとのことです。
現在のところ、北米、インド、ネパール、パキスタンの図書館から約20機関が、このイニシアチブへの参加を表明しているとのことです。
SAMP Open Archives Initiative Founded(CRL,2016/2/29)
http://www.crl.edu/news/samp-open-archives-initiative-founded