韓国国立中央図書館(NLK)が、2016年3月2日から、2016年司書研修プログラムを開講すると発表しています。
韓国唯一の司書教育専門訓練機関として、NLKは全国の図書館司書及び職員の再教育を担当しており、今年は90コースで計105回の研修を1万1,300名の参加者を目標にオンライン・オフラインで実施するとのことです。
2016年は、司書の専門性強化を目的に「簡単に学ぶ書評執筆」等、実務中心の研修を新設するとともに「美しい図書館体験」「図書館を変える15分」等、参加型の研修プログラムを強化したとのことです。
また、現場ですぐに活用可能で、毎年人気がある「図書館文化プログラム」「図書館空間構成」「図書館広報」「図書館利用者管理」「読書討論」「司書のための人文学購読」「KDC(韓国十進分類法)資料分類」といった課程は今年も行なうほか、職級・職務別の体系的な専門教育を実施するとのことです。
集合型の研修を受講しづらい、小さな図書館・学校図書館・兵営図書館・刑務所図書館の司書のためには、関係機関と協力し、「訪問型司書研修」を実施するほか、NLKの司書教育のウェブサイトを通じて、学習が可能なサイバー空間やモバイル用アプリを提供するとのことです。
골라서 입맛대로 배우는 국립중앙도서관 사서교육(NLK,2016/2/24)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=8428¬ice_type_code=3&cate_no=4
韓国国立中央図書館 司書教育
http://edu.nl.go.kr/
参考:
韓国国立中央図書館、図書館員の研修用iOSアプリをリリース
Posted 2013年4月16日
http://current.ndl.go.jp/node/23347