【イベント】2016にいがた地域映像アーカイブin東京「デジタル映像アーカイブ研究の現在」 (2/28・東京)

2016年2月28日、文京シビックセンターで、2016にいがた地域映像アーカイブin東京「デジタル映像アーカイブ研究の現在」が開催されます。

2008年に開始した新潟大学の地域映像アーカイブ・プロジェクトの、今までの調査と実践をもとに、デジタル映像アーカイブ研究の現在の問題点をゲストの研究者と共に議論するとのことです。

ミニシンポジウムの内容は以下の通りです。

○セッション1「デジタル映像アーカイブを使った写真の分析」
・「明治日本のグランドツアー:今成無事平の博覧会見物旅行」榎本千賀子氏(新潟大学)
・「複製技術時代の天皇表象」調文明氏(日本女子大ほか非常勤講師)
○セッション2「デジタル映像アーカイブの記録と記憶の間」
・「残された村の映像:何を写し、何を残し、何を公開できるのか」原田健一氏(新潟大学)
・「地域における近い過去はどのように記憶されるのか」浅岡隆裕氏(立正大学)
○セッション3「映像資料の教育現場における活用の可能性と課題」
・「映像アーカイブを活用した授業実践事例」北村順生氏(新潟大学)
・「NHK映像の教育利用の現状について」宇治橋祐之氏(NHK放送文化研究所

また、幕末から明治初期の頃に撮影された新潟県南魚沼市の今成家の写真と、新潟市の日本舞踊の家元である市山家に残された1930年代の映像のデジタルプリントでの展示も行うとのことです。

2016にいがた地域映像アーカイブin東京 デジタル映像アーカイブ研究の現在(新潟大学人文社会・教育科学系(人文学部))
http://www.human.niigata-u.ac.jp/ciap/pdf/event_2015/160228bunkyo_flyer_v2.pdf

新潟大学 人文社会・教育科学系(人文学部)「地域映像アーカイブ」
http://www.human.niigata-u.ac.jp/ciap/

参考:
新潟県立図書館、講演会「映像で読むにいがた~地域映像アーカイブとは何か」を開催
Posted 2014年9月10日
http://current.ndl.go.jp/node/26976